現時点で日本においては、まだ消費者/生活者がサステナビリティの視点から飲食店・レストランを優先順位高く選択するには至っていない状況があり、サステナビリティのニーズが高まらないために、飲食店において有機農業等を含むサステナビリティを推進している生産者やサプライヤーとの連携を進めることに力を入れることができない状況があります。
そこで、このセッションでは、サステナビリティのリーダーシップを発揮し取り組んでいる飲食店において生産者やサプライヤーとともにサステナビリティを推進しているストーリーを消費者/生活者にどのように伝えているか、また日本の消費者/生活者の現状の認識や海外事例をお伝えするとともに、この消費者がサステナビリティ視点で飲食店を選択するようになるために、現在農林水産省の傘下のフードテック官民協議会 消費者アプローチ勉強会にて議論を行い、その仕組みをWeb3などの技術を活用して実施することができるためのアプローチについても紹介し、消費者の行動変容をどのように実施することができるのかを探っていきます。